【ニュートンアドバイザーズまとめ】不動産投資という選択

最終更新日 2024年2月14日 by jpdonline

老後にもらえる年金が年々減少しているといわれている今、投資を考える事は将来への不安を減らすためにもとても大事です。
なんだかややこしいし等という理由から、銀行貯金のみで過ごしてしまっていたら、そう遠くない将来に後悔する日が来るでしょう。
なぜなら、銀行に預けたお金は一円も減ることはありませんが、金利もほぼゼロ状態の今では増える事はありません。

 

銀行に預けていただけで資産が半分に減ってしまったというケースも・・・

増えないだけなら良いのですが、実際には物価は上昇していく可能性があり、今までは100円で買えていたものが200円払わないと買えなくなります。
つまりお金の価値が半分になるという事を意味するので、銀行に預けていただけで資産が半分に減ってしまったという事になるのです。
これは様々な投資と同じように、リスクがあるといわざるを得ません。
そこで、銀行貯金以外に、様々な投資方法の中から自分にあったものを選んでいく必要がありますが、投資の基本は分散リスクですので一つに絞る必要はありません。
例えば株式投資を行うのであればあわせて純金積み立ても行えば、景気の動向により株価が大きく下がっても全体資産が大きく左右されることなくトータルで見ればプラスを保っていられるという事もあります。
このように、常に資産は分散して投資することで、ミクロの視点での上げ下げはあるものの、マクロの視点でみれば物価の上昇や景気の良しあしに一喜一憂することなく資産を保っていられることになります。
もちろん投資にはリスクがつきものですので、必ずしもプラスになるとは限りませんが、少子高齢化や年金減少などの現在の日本の状況を考えると、リスクをとってでも運用を考え始めたほうが良い場面に来ていると思います。

 

不動産投資とは

投資方法の一つとして、株式や投資信託、純金積み立てなどと合わせて考えたいのが不動産投資です。(参考:ニュートンアドバイザーズ
不動産投資は、自分が住むための物件ではなく、人に貸してその賃貸料から利益を得る方法です。
また賃貸料のみならず、物件の値段自体が上がる可能性もありますので、その場合はさらなる利益につながります。
とはいえ、他の投資と比べて動く金額が大きいため、簡単には始められないというのが本音ではないでしょうか。
実際に何千万円という金額が動く事になりますから、ローンを組んだ場合には多額の借金という位置づけになります。
実際には毎月支払われる賃貸料からローンを支払っていくことが出来ますので、自分で払い続けなければならないという事ではないのですが、そのためには空き室にならないような優良物件を探す必要があります。
少子高齢化や都会への一極集中の背景があり、やはり駅からのアクセスがよく利便性が高い都会のマンションは依然として人気があります。

 

夫婦二人やシングルで暮らせるコンパクトなタイプの建物も人気

また、生涯未婚率や子供を産まない選択をする夫婦なども増えてきているため、大きな4LDKなどよりは、夫婦二人やシングルで暮らせるコンパクトなタイプの建物も人気です。
ただ、最近では震災や水害などの災害が頻繁に起こるようになっていますので、耐震性や水害に強い建物かどうかという点も大事になってきます。
もし投資用に買った物件が、震災などの影響で使えなくなってしまうと、ローンが丸々残ってしまったり、また再度のリフォームで多額の借金を背負うという悲惨な状態になりますのでそれだけは避けなければなりません。
最近はリモートワークが一般化されてきていることもあり、都心以外でもアパートやマンションを借りる人も増えてきています。
実際その土地毎に住民や集まる人には特性があり、その土地の事はその土地に根付いている不動産屋さんなどに相談すると非常に有益な情報をたくさん得る事ができますので、不動産投資を考えている方はぜひ一度相談してみる事をお勧めします。

 

長く住んでもらえるような街であれば募集にかかるコストを抑える事ができる

たとえば近くに大学などがあり学生が多い街などだと、空き室率を抑える事が出来るでしょう。
ただし、学生の場合は長くても4年程度で引っ越しをしてしまいますので、その後のリフォーム代金や再度の募集広告などの費用が掛かってきます。
逆に、長く住んでもらえるような街であれば募集にかかるコストを抑える事ができます。
それぞれ一長一短ありますので、一番コストパフォーマンスが良い運用ができる物件はどれかというのは、よく比較検討してみる必要があります。
働き盛りの30代、40代のうちに不動産投資を行いローンを返し終わっていると、年金生活に入る70代からの生活がぐっと楽になります。
ローンを返しおわれば、あとはなるべく空き室にせず人を入れられる状態を保ち、家賃収入を得て暮らしていく事が出来るのです。
もちろん適宜のリフォーム等は必要になる事は計算に入れておかなければいけませんが、それでもかなり老後への不安解消にはなるのではないでしょうか。

 

まとめ

もしくは今は一戸建てに家族と暮らしているけれど、いつかは夫婦二人で小さ目なマンションに引っ越そうと思っていて、今からその準備として投資物件として購入し家賃収入を得ておくという考え方もあります。
不動産投資を、将来の備えへの一つの投資として位置付けてはじめてみてはいかがでしょうか。