老人ホームに入居するまでの6ステップ

最終更新日 2024年2月14日 by jpdonline

この記事は以下のような人におすすめです

・老人ホームの選び方を知りたい
・老人ホームに実際に入居するまでの手順を知りたい
・身内が近々老人ホームに入居する予定

1人では生活が難しくなってくる高齢者の生活をサポートしてくれるのが、シニア向けの住まいである老人ホームに入居する方法です。
ただこういった施設には有料老人ホームや介護施設、高齢者向け住宅まで様々な種類があるので、まずは自分の状態を考えて後悔のない施設選びを行うことが重要になります。
そこで探し方の手順から立地条件や予算、サービス内容など選び方のポイントを押さえておくことがおすすめです。

施設入居までに必要な6つのステップ

老人ホームに入居するということは終の棲家を探すことと同義であり、施設によっては高い入居金が求められることも多いため慎重に行動をすることが求められます。

どんな生活を希望するのかをきちんと考える

そこで施設入居までに必要な6つのステップとして、まず最初に行うべきSTEP1が「どんな生活を希望するのかをきちんと考える」で、今の生活に足りないものや不便に感じていること、生活をしていく上で不安を覚えることなど現在の状況を整理した上で理想とする生活を考えることが大切です。

条件を整理する

次にSTEP2が「条件を整理する」で、入居することになる施設の予算や立地、サービス内容などの条件を整理しておき最初のステップを満たすための条件に終戦順位つけを行います。

老人ホームを探してみる

STEP3は「老人ホームを探してみる」で、実際に条件を満たしている施設をWebや実際に入居者がいるという方の口コミ情報など幅広く情報収集を行っていきます。
参考:横須賀老人ホーム紹介

施設を比較してみる

STEP4は「施設を比較してみる」で、最初に決めた条件にぴったりの場所が見つかってもすぐに決めてしまわずに、複数の施設について比較をおkなうことが何より大切です。
施設比較を念入りに行うことで自分の考えが及ばなかった新しい条件が見つかる可能性は十分に高いです。

施設を見学してみる

STEP5は「施設を見学してみる」で、Web上の情報だけで施設選びをするのではなく実際に施設に足を運んでみることが何より大切であり、事前に見学チェックリストを用意しておくと、入居者が希望する生活がおくれる場所なのか判断しやすくなります。

施設の体験入居を行ってみる

最後のSTEP6では「施設の体験入居を行ってみる」で、見学を経て入居したいと思える施設が見つかったなら、本契約をする前に体験入居をしてみることをおすすめします。
実際に生活をしてみることで見学では気付けなかった部分や、そこで働いているスタッフの対応や、生活している入居者の雰囲気などを知ることができるので、本当の最終確認が行えます。

特に重点的に確認しなくてはいけない項目

無理のない予算計画をたてる

老人ホームに入居するまでの6つのステップですが、特に重点的に確認しなくてはいけないのがSTEP2の「希望条件を整理する」ことで、費用面では有料老人ホームの場合、入居時にまとまった金額の初期費用と月額費用が発生することが多く、その場合は無理のない予算計画をたてる必要が出てきます。
特に現在生活保護を受けている人は必ず自治体に相談をすることが必要で、相談をすることで生活保護費内で入居が可能なホームを紹介してもらえるので、自分の生活に応じた施設を見つけやすくなります。

家族が通いやすいかという視点も考慮しておく

そして立地条件では、本人が生活する環境としての視点に加えて、家族が通いやすいかという視点も考慮しておくことが大切です。
もし入居者本人が1人で外出できる元気な状態ならば、立地条件では周辺環境をチェックして外出しやすい場所にあるかを重視して、1人では外出できない状況ならば家族にとっての視点を重視することが重要です。
例えば周辺環境を重視するならば、静かな環境かにぎやかなところなのかを本人の好みで確認したり、安心して散歩できるコースがあるか、買い物ができるお店の有無や利便性があるか、最寄り的までの交通手段などを確認します。
家族が通いやすいかを重視するならば、家族の家からの所要時間が短くてすむのか、または家族が勤務している会社からの所要時間を確認することで、会社帰りによりやすい場所に施設があるのかなどチェックするとよいです。
家族の移動手段が車であった場合、車でのアクセスの良さや駐車場の有無もチェックしておくと安心です。

施設で希望する介護サービスが受けられる体制が整っているか

また他にも施設で希望する介護サービスが受けられる体制が整っているかもチェックすべきポイントであり、条件例としてはスタッフの人員体制で夜間の最少人数などを確認したり、在宅介護で行っていたケアを継続できるのか、入浴回数やそれ以上入浴したい場合は対応可能なのか、追加で発生する費用はいくらかなどを確認すべき必要があります。

食事面について確認しておく

そして施設に入居する上で最重要事項の一つが食事であり、食事に対して積極的ではない方には楽しみな時間になるように条件を考えることが大切です。
例えば医療食や介護職への対応が可能なのか、もしくは料金はいくらほどかかるのか、味付けや嫌いな食材に対して好みに応じてくれるのか、入居者から意見を取り入れて改善していくなど努力しているのかなども確認しましょう。

まとめ

さらに毎日の生活に楽しさや刺激を与えてくれるレクリエーションやイベント、サークル活動は積極的に行われているのか、その内容や外出や散歩の有無なども確認しておく必要があります。