最終更新日 2024年2月14日 by jpdonline
大切な人との旅行は楽しい思い出として記憶に残りますが、車椅子を利用するものだとなんだか大変そうなイメージを抱く人が多いのではないでしょうか。
しかし、あきらめないでください。
たとえ歩くのに不自由な場合にも、事前にしっかり準備しておけば楽しいひと時を過ごせるはずです。
飛行機を使用して出かける場合
まず、飛行機を使用して出かける場合、航空会社に連絡することが必須です。
予約時に連絡し忘れてしまっていたとしても、出発の3日前までには連絡するようにしましょう。
飛行機に乗るときには、自分の車いすは預け入れていない専用の車いすを使用することになります。
大手の航空会社の場合搭乗ゲートまで使用することも可能ですが、航空会社によってシステムが異なるためしっかりチェックしておかなければいけません。
新幹線で国内のお出かけをする場合
新幹線で国内のお出かけをする場合には、車いす対応の座席を確保する必要があります。
実はこの対応している席の数はとても少ないため、新幹線の予約をするときに事前に車いす利用であることを伝えておきましょう。
インターネットからの予約だと車いす席の確保ができないため、電話か窓口にて予約する必要があります。
新幹線を利用する場合、身体障碍者手帳がある人は提示することで割引料金で乗車できます。
行く先々のどこに多目的トイレがあるか確認しておく
旅行中にトイレを利用したくなったときにどうするかも事前に確認しておくと安心です。
最近ではさまざまな場所に多目的トイレが設置されており安心ですが、出かけた先で困らないように行く先々のどこに多目的トイレがあるか確認しておくといいでしょう。
しかし、万が一トイレに行きたいときに多目的トイレが近くにないというケースもあるかもしれません。
そういった緊急事態に備えて、紙パンツや携帯トイレなどを持参しておくと心強いです。
楽しい時を過ごすために、水分補給をせずにトイレを我慢するようなことのないように気を付けましょう。
トラベルヘルパーを利用する
最後に、中には車いすを利用していても一人で旅行を楽しみたいというアクティブな人もいるはずです。
しかし、実際に一人で旅をするとなると行く先々で何か困るような場面に出くわすかもしれません。
そんな人におすすめなのが、トラベルヘルパーです。
専門的な知識を持ったヘルパーであるため、旅行中安心してサポートを任せられます。
移動の介助だけでなく、トイレや浴場利用時の介助などもサポートしてもらえる場合もあるため、事前にどのようなサポートが対応なのか確認しておくと安心です。
車いすでも参加できるツアーも豊富なので、ぜひ検討してみてください。