ゴールド積立のメリットとは

最終更新日 2024年2月14日 by jpdonline

将来に備えて積み立てを行いたいという人に人気なのが、ゴールド積立です。
ゴールドつまり金は、鉱物であるため埋蔵量に限りがあります。

先進国でも発展途上国でも金の価値は共通ですので、世界情勢の変化に強く、テロや紛争などの情勢によって大きく変わってくる資産に比べると安全な資産と言えます。
そんな金を毎月購入して積み立ていくのが、ゴールド積立になります。

 

ゴールド積立は少額からでも始めることができる

株式投資などは、会社が破綻した時に価値がなくなってしまう可能性があります。
しかし、実物資産である金はそれ自体に価値があるため、世界のどこでも通用する資産となっているのです。

この積立の大きなメリットは、少額からでも始めることができるということが挙げられます。
金そのものに投資をする金地金投資という投資方法もありますが、これは5g〜1kgとかなりの量を購入する方法ですので、まとまった資金が必要となってきます。
最小サイズの5gであったとしても3万円以上の価値があり、500g購入しようとすると300万円近くの資金が必要です。

それに比べて、純金を積み立てるという投資方法であれば1000円から投資することができ、初心者でも始めやすくなっています。
金額を指定して少しずつ購入することができます。

 

ドルコスト平均法

このような積み立て方をすることによって、金の価格が安い時には多く購入して、価格が高くなった時には購入を控えるという形で積み立てることが可能です。
その結果金の購入価格が平準化されて価格変動リスクを抑えられます。
これをドルコスト平均法と言います。

また、積み立てながら購入するだけではなく、単発で小学の菌を購入するスポット取引もできるようになっています。
ボーナスなどが出て資金に余裕がある、金の価格が下がっているから多めに買っておきたいというときなどに便利です。

また、取引を行っている会社によっては、積み立てた金を受け取ることが可能です。
受け取ることで自分で管理しなくてはならないというデメリットもありますが、現物の金はやはり魅力的な鉱物です。

解約して現金として受け取ることも可能ですので、自分にあった方法で積み立てを受け取れます。
金地金投資をすると、金を自分で安心できる場所に保管しておくことが求められます。
しかし、積立という形であれば取扱会社に預けておくことができるため、盗難の心配がなくなります。

 

ゴールド積立のデメリット

このようなメリットがあるため始めたいという人もいるかと思いますが、始める前にデメリットを知っておくことも重要です。

ゴールド積立を行うと、毎月の購入のための資金の他に年会費や売買手数料のコストがかかります。
会社によっては年会費と売付手数料は無料だけれど、買付手数料に売買代金の数%をとるところもあります。
さらに、購入価格と売買価格には売買スプレッドがあって、購入時の価格は高く売却時の価格が安くなってしまうこともあります。

また、株のように配当金や分配金、利子といったものを受け取ることができないのもデメリットです。
基本的に金相場は安定しているため、あまり大きな変動がない資産です。
そのため大きなリターンも期待できない投資と言えます。

また、積み立てを行っている会社自体が倒産してしまうリスクも考えられます。
倒産すると、購入した分の金が全て戻って来る保証がないため、これらのデメリットも考慮した上で始めることが重要です。

 

短期的に利益を出したいという人には向いていない

安定した資産である金を扱うゴールド積立だからこそ、必ず儲けられるというわけではないため注意が必要です。
全ての人にメリットのある投資ではなく、短期的に利益を出したいという人には向いていないシステムとなっています。

大きな損失はもたらしにくい上、配当金などがないため根気強く運用していく必要があります。
金を積み立てて利益を得たい場合には、短期利益ではなく現在の資産を守りながら投資をしたいという人に特に向いています。

保有期間が5年以上であれば課税される譲渡所得の金額も半分になるという点も、長期保有に適しています。
そんな積み立てを始めたいという場合には、どの会社を通じて取引を行うかを考えることが大切です。

 

株式会社ゴールドリンクがおすすめ

金属メーカー・地金商は、一般に口座を作り預金口座の情報と積み立て金額の申告を行うことで、月々引き落として積み立てをスタートすることができます。
証券会社は、一般口座を開設して、その口座内で設定するか、別の専用の口座を用意することで始められます。

株式会社ゴールドリンクはじめ、いろいろな会社で行われていますが、選ぶ場合には保管方法に注意して選びます。
保管方法は積み立てた金の所有権を業者に移行させ、その金を様々な形で運用する消費寄託、業者の財産とは別に業者が単純保管する混増寄託の2種類があります。

それに加えて、保管量やスポット購入での最低購入金額と、購入に必要な手数料などをチェックした上で選んでいきます。
自分にあった会社を見つけたら、無理のない範囲で積み立てていくことが、成功させるポイントです。