ユニセフカードとギフトとは何か

ユニセフカードとギフトについて

国際連合児童基金、その頭文字をとってユニセフと親しまれている国際連合総会の補助機関は1946年12月11日に設立されて今日まで活動を続けています。

元々は第二次世界大戦の影響で生活がままならなくなった子供への援助のために設立された機関で、実際に活動を始めた頃は国際連合国際児童緊急基金という正式名称でした。

けれど援助の活動が活発になっていき、援助の対象である子供がいる国々や地域の範囲が広がっていったので1953年、正式名称を国際連合児童基金の変更とともに機関の活動内容は長期的な内容に変わったわけです。

すなわち当初は短期間の援助活動が目的だったものの、長期間の援助にシフトされたという事になります。

日本も第二次世界大戦終結直後、昭和24年から昭和39年にかけて脱脂粉乳などの援助を受けていたのは有名です。

その援助を受ける前に誕生した代物がユニセフカードとなります。

1947年、昭和22年に旧チェコスロバキアの小学生だった当時7歳のイトカ・サムコーバちゃんが1枚の絵を描いてユニセフに送ったのが始まりです。

イトカちゃんは支援のお礼として自分で描いた「平和な国の幸せ」という絵を送ったそうですが、それが当時の事務局長だったモーリス・ペイトさんの目に留まり、グリーティングカードのイラストとして発行されます。

グリーティングカードとはクリスマスなどの年中行事に用いられるカードですが、感謝の気持ちを込めるために渡すカードとしても重宝されている代物です。

「グリカ」とも呼ばれており、いわゆるメッセージカードといっても過言ではありません。

1949年に正式にユニセフカードとして認められた

現在では様々や用途や場面で活躍しているカードですが、正式にユニセフカードが認められたのはモーリス・ペイト事務局長がカードをつくった2年後の1949年となります。

以降「手から手へ、世界の子どもたちの幸せを願う思いを広げ、子どもたちのために貢献する」という使命とともに支援者の賛同を数多く得てきたカードは支援活動に役立っている状態です。

代金の半分が活動金となっており、国内では通販サイトや大手のデパートで購入できるようになっています。

これらの品は税込1080円から2376円までとなっており、平和のシンボルである鳩が描かれたイラストや「ハッピーバースデー」という文字をお洒落にデザインした絵など多種多様です。

公式サイトではおすすめの商品として紹介されている代物もあり、例えば最近採用されたミニカードのバースデー用の品が挙げられます。

またカードだけでなく、ノートやクリアファイルといった文房具も用意されているのが特徴的です。

「ユニセフ」とロゴがつけられた水入りと白いノートのセットや子供たちが描かれたカラフルなクリアファイル、ト音記号と小さな花が可愛い栞にミニカードと同じく新登場したポチ袋に上品なローズが描かれた品が人気を博しています。

最近では桜や鶴など日本文化が感じられる和柄のデザインが新登場しており、国内だけで製造および販売されている事から贈り物に最適です。

これらのカードのデザインには京都日本画家協会会員でもあり大阪芸術大学客員教授でもある渡辺章雄さん、和紙ちぎり絵作家である田中悠子さんなどの協力があってこそだと言えます。

このデザイナーたちの協力は日本だけでなく、世界的に行われているものです。

カードのなかでも定番な品はクリスマスカードですが、そのカードにピカソなど有名な画家の絵や世界中にファンがいるイラストレーターに書いてもらった品を用意するケースはあります。

商売目的ではなく援助につながる役割がある

このようにカードと言えど手を抜くわけではなく、むしろ時間をかけて力を入れているわけです。

その証拠に様々なギフトを販売していた時期があります。

ノートやクリアファイルもギフトに分類されますが、ぬいぐるみやミニタオル、それからトートバッグなどが例に挙げられる品です。

子供のくまを抱っこする母親のくまのぬいぐりみこと「親子ベアー」は結婚式や出産祝いなど特別な祝いの品に丁度良く、アルパカの毛でつくられたショールやマフラーはデザインも使い勝手も良いと言われています。

探すと意外に様々な製品がありますが、なかには既に公式では扱っていない商品もあるので要注意です。

かといって「中古品の品揃えが豊富なネットオークションなどに置いているか」と問われれば、「期待しないほうが良い」としか言えません。

要するに品切れになったら最後、二度と手に入る事はできない可能性が高いというわけです。

再販についてはカードであれば可能性はあるものの、ギフトに関しては全く有力な情報がない状態となっています。

【参考記事】日本ユニセフ協会とは?何をしている団体?

ユニセフカードとギフトの役割はあくまで支援活動の援助と活動への理解が主です。

そのため商売目的はなく、たとえ人気があったとしてもデザイナーを導入して新商品を手掛けていったほうが援助につながるから再販されていないかもしれません。

いずれにしても、もしも気になる品があれば迷わず購入をお勧めします。

最終更新日 2025年6月30日 by jpdonline

薬事法で注意しなければならないこと

薬事法は正式には「医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律」であり、現在は薬機法という略称で呼ばれているものですが、平成26年に改正されてからまだそれほど時間が経っていないことから、従来の呼び方が使われている場合も多いです。

内容としては医薬品や化粧品、医療機器などの定義したり、有効性や安全性のために必要な様々な規制をしているものです。

参考文献:薬事法管理者講座|広告マーケティングと法律の資格

通信販売の観点で考えたときに、医薬品の販売方法に影響があります。

一般用、要指導、処方薬の3種類がありますが、通常はインターネットなどで販売が認められているのは一般用だけであり、他の物を扱った場合には違反です。

この場合も無条件で扱って良いものではなく、第一類に分類されるものでは薬剤師が販売するように定められているので購入する際の手順が異なります。

希望するときにはまず質問に答えて使用するのが適切であるのか確認が行われ、情報提供をした上で確定になるので手間がかかります。

しかし、薬剤師が外出するなどして不在になっている薬局では、戻ってくるまで購入できなかった第一類の医薬品が自宅にいても注文できるので便利です。

要指導に指定されているものは性質が異なっており、対面で情報提供と指導をしなければ販売できないので通販では取り扱われていません。

しかし、この中でスイッチ直後品目に該当しているものは一般用に移行してからの期間が短く、リスクが確定していないことが理由になっているため、原則で3年経過するとネット通販で販売できるようになります。

現在は検索して見つからないものであっても、しばらく待っていれば利用できるようになるということです。

処方薬は改正前と変わらず対面が必須になりますが、これは作用が大きいので重篤な副作用の危険性があるためです。

不便に感じるものですが、安全性のためなので理解しましょう。

健康食品の場合には薬ではないので薬事法の規制の対象にはなりませんが、全く影響しないものではないので注意が必要です。

具体的には、効果や効能で医薬品のような表現を行うこと、医薬品にしか認められていない成分を使用すると違反になります。

実際には違反している表記の製品を見かけることもありますが、適正ではありません。

健康食品は日々新しいものが販売されているので、確認が追い付いていない状態になっているだけです。

このような製品はメーカーが法律を理解していないので安全性にも疑問があり、利用するのは好ましいとは言えないです。

化粧品の場合には記載ができる効果や効能の表記が56個あり、意味の変わらない範囲で言い換えることもできます。

これらも多くの場合、薬理作用で認められたものではないため規制がされています。

ただし、使用感などについては事実であれば記載して広告することが可能です。

前述したように医療機器も含まれるため、通販の身近な例ではカラーコンタクトレンズなどが高度医療機器として該当しています。

当初は対象外でしたが、トラブルが多発していたため平成21年から製造・輸入・製造販売(元売り)・広告・販売が規制されるようになりました。

それぞれに対して都道府県知事や厚生労働大臣の承認を受けなければ違法になりますが、安全のために行っているので申請するだけではなく要件を満たしていなければ許可されません。

ネットで販売されているカラーコンタクトレンズには無許可で行われているものがあるため、承認を受けていることを確認してから利用した方が良いです。

処方薬などは対面でなければ販売できないと説明しましたが、インターネットで薬の検索を行っていると取り扱っているサイトがあることに気付きます。

これには特殊な背景があり、適切に運営されている場合には違法ではありません。

個人輸入代行と呼ばれる手法を取っているもので、一般的な通販とは異なっています。

営業のために海外から薬を輸入する場合には薬事法の規定で厚生労働大臣から承認・許可を得る必要があり、一般の場合でも地方厚生局に書類を提出して営業ではないと証明するようになっていますが、指定された範囲に限定して税関が確認すれば可能です。

厚生労働省のサイトに掲載されていますが、一部の重大な健康被害が起きる危険性があるものを除き、処方薬でも医師の処方がなくても個人で輸入できます。

実際には外国語が分からないと個人で行うのは難しいため、これを仲介する形で行っているのが代行サイトです。

ただし、本人が利用することが前提になるので販売するだけでなく、他の人のものをまとめて輸入することもできません。

大量に注文すれば税関に営業用と判断されて止められるケースもあるので、必要最低限にするのが無難です。

また、副作用が出た場合には自己責任になり、救済制度が適用されないことも注意が必要です。

個人輸入では薬が安く買えるなどのメリットがありますが、自己判断で使用するので適切な利用方法ではないことを理解しましょう。

安全性を考えると医療機関で診察を受けて、医師の判断に基づいて処方された薬を使った方が良いです。

最終更新日 2025年6月30日 by jpdonline

社員旅行で失敗しない服装について

社員旅行の服装、どうする?

社員同士の親睦を図るために、社員旅行を設定している職場も多いことでしょう。
社員旅行に参加する際に悩むことの一つに服装が挙げられます。

特に普段の仕事がフォーマルなスーツを着用している場合には、いつもとは違うカジュアルな服装を選ぶことになるため、面倒に感じることも多いでしょう。
できる限り社員旅行で浮かないような服装を選びたいものです。

 

1.社員旅行の目的を確認

社員旅行に適した服装選びのポイントとしては、まず第一に社員旅行の目的を確認するようにしましょう。
リフレッシュを目的としているのか、それとも研修を兼ねた旅行であるのか、イベントや交流が中心になっているのか、どのような目的が設定されているのかを把握します。

目的に応じて行き先なども異なり、それに合わせて服装を選ぶ必要があるでしょう。

 

2.旅行先の気候について事前に調べる

次に旅行先の気候について事前に調べること大切です。
もしも行き先が海外に設定されている場合には、天気や気候については必ず調べる必要があります。

たとえ日本が冬でも、海外のエリアによっては真夏であるケースもあります。
日中と夜間で気温の差が激しいエリアであれば、衣服の調整ができるように、上着を用意する必要も出てきます。

 

3.TPOを意識する

そして最後にTPOを意識することも気をつけましょう。
例えば海や川でバーベキューをするという設定になっているのに、かかとの高いヒールをはいたり、ブランド物の洋服を着用したり、ジャラジャラとアクセサリーを身につけていれば、その場に適した服装であるとはいえません。

自分の趣味にあわせて洋服を選んでもよいのではないかと思う人もいるかもしれませんが、あくまでも社員同士の旅行であり、団体で行動することになるため、周りの目も気にしながら節度のある服装や行動を心掛ける必要があります。

具体的にあげると、女性のカジュアルスタイルであればきれいめのジーンズが無難と言えるでしょう。
夏の時期に行くのであれば、露出のし過ぎには十分な注意が必要です。

 

●女性は露出の高い服装を避けること

周りの社員の目のやり場に困るような露出の高い服装は避けましょう。
気温も高いのでタイトなパンツを選ぶのではなく、少しワイドなパンツを選ぶと動きやすくなります。

秋は涼しく旅行にちょうどいい季節だと思うかもしれませんが、寒暖差には十分な注意が必要です。
寒さ対策と動きやすさを兼ねた服装を選ぶようにしましょう。

男性の場合には何といっても清潔感が大切です。
自らの趣味に走るような服装は避け、特に夏はさわやかさをアピールできるようなコーディネートを心がけましょう。

最終更新日 2025年6月30日 by jpdonline